list 次男の発作

もう先週の話になるが、我家の自閉っ子の次男が、日曜日の朝6時半、発作を起こした。

全身痙攣

なんの前触れもなく、急に体全体が硬直し、意識を失った次男。その日の朝ご飯だったミートソーススパゲティを口に詰まらせながら見せるその姿は、今まで見たことのない次男の姿だった。

慌てふためいて救急車を呼び、そして救急隊員が着いた時には意識を取り戻し、呼びかけにも反応した。初めての痙攣、発作だったため、3日間検査入院。運ばれた病院がたまたま会社の近くだったため、病室に寝泊りし、朝に嫁と交代して会社へ出勤、会社が終わればまた病院へ。入院中はそんな生活を送った。

入院している間の次男は発作もでず、検査でも異常は発見されなかった。そんなドタバタした1週間を過ごしていたが、先日また発作が起きた。

後になって知ったが、自閉症児は思春期にはじめて痙攣を起こす子が多い、ということがわかった。そして、痙攣のみが原因となってそれが直接生死に関わることもないと知った。一番気をつけなくてはいけないのは、痙攣を起こした時に、頭や体を回りにぶつけることにより、重症や怪我を負うこと。

調べていく上で、下のページが非常にわかりやすく、そして読んでいて不安が払拭され、安心できるページだった。
【自閉症の森】


次男が救急車で運ばれた後、朝ご飯や倒れたところの後片付けをしている時、それまでマヒして感じていなかった恐怖感が急に襲ってきた。今まで見たことのない息子の姿を見て、その息子を失うかもしれないという漠然とした不安。急に襲ってきた死に対する恐怖、そしてただただ泣きながら片付けることしかできない自分。

子供を失うなんてことはもう2度と経験したくない。

発作によって死ぬことはない、とわかっている今でも、あの時の恐怖はすぐに思い出すことができる。どこで発作を起こすかわからないという不安、今後も発作が続くのかという不安、そして何より、それを自分の体に抱えている本人の不安はいったいどれほどのものなのか。。。

本人も家族も、周りの人もヘルパーも、これから発作と上手く付き合っていく方法を考えていく必要がある。
【2007/08/30 01:26】 自閉症関連 | track back(0) | comment(0) |

list フジロック統括。

と、やや乱発気味にフジロックレポートなどなどをようやくかけた。

書き出したらやっぱいつも通りいっぱいになったけど、でも実はこれでも書き足らんぐらい、もっと色んなことがあった。でもそこらへんはやっぱ参加した人達がそれぞれに感じる、体験する、思うことだと思うのでここらへんでレポートは完結。

今回も長男と一緒にいったけど、やはり終始別々での行動。長男の参加も2回目ということもあり、本人も慣れた様子であちこち回って、色んなアーティストを見て、そして見事なまでに俺とは違うお気に入りをあちこちで見つけた模様w。いやぁ、頼もしい。

そして最後に一言。

新潟県苗場で行なわれているフジロック。今回は新潟県中越沖地震が直前にあったこともあり、会場のあちこちで義援金箱が見られた。

オフィシャル
にも乗ってる通り、フジロックで集まった義援金、¥15,233,446。この金額が実際に被災した人達を多少なりとも救えることができたらいいなあ。こういった面でも、世間と繋がっているフジ。いいフェスティバルだと思う。
【2007/08/05 01:25】 フジロック | track back(0) | comment(0) |

list 7/29(日) フジロック三日目

[Yae] アヴァロン
 アヴァロンから聞こえるなんとも平穏で、しかししっかりと胸に響く歌声にフラフラと吸い寄せられて見たのが彼女、Yae(ヤエ)。シンプルなバンドメンバーながら、Yaeが歌声の間に様々な物を使って出す音達に聞き惚れる。たとえばそれは波の音のようであったり、木々のさえずりのようであったり、風の吹き抜ける音であったり。最後に聞かせてくれた、400年の樹齢をもつ立派な木々たちが人間達の都合により簡単に切り倒されていく様を歌った曲が凄く心に染みた。

帰ってから彼女のことを調べると、なんと母親が加藤登紀子、とのこと。なんだか説得力のあるあの歌声に、納得。

[SALSA SWINGOZA] オレンジコート
 ライブパフォーマンスがどうこう、というより、彼らの生み出すサルサのリズムに多くの人が体を動かさずにはいられない、そんな状態になっている観客を見ているのが楽しかった。フジも含め、今まであまり身近ではなかったサルサ。そのサルサを前に戸惑いながらも体をゆらす人あり、2人組になって踊りだす人あり、とすごく独特な乗り方をする人多数。音楽の楽しさの幅広さを教えてくれるのも、やはりフジの魅力の1つ。

そんなライブを見ている中、曲の合間に後ろのヘブンからなにやら気になる音が聞こえてきた。それが次のJ.A.M.

[J.A.M.] フィールドオブヘブン
 今回のフジ、ベストアクト。3ピースインストジャズバンド。キーボードとドラムが狂気と興奮を感じさせる迫力ある音を出すのを聞いているうちに、体が自然と前の方へ行き、そして自然と体が動いている。そしてその2つの狂気に挟まれる形でそれらの興奮を沈めてくれる音(すみません、楽器忘れました。。。)ジャズとは言うものの、彼らのパフォーマンスはそんなジャンルを飛び越えた力強さと激しさを感じさせてくれた。

余談ながら、彼らは実はTHE DURUTTI COLUMNがキャンセルとなったため、急遽出演が決まったアーティスト。その実態は当日にグリーンステージに出演したSOIL & "PIMP" SESSIONSからのセッション。キャンセルとなった事に感謝しつつ(コラ)、SOIL & "PIMP" SESSIONSも見たかった。。。

[JAKE SHIMABUKURO] オレンジコート
 こう表現すると双方に失礼かもしれないが、ウクレレ界の押尾コータロー、という印象を受けた。ウクレレといえば、つじあやののポロンポロンといったなんとも平和感あふれる音を想像してしまうが、ところが彼が演奏するウクレレから出てくる音はギターかと見間違えるほどのしっかりとした音と素人目にもわかる凄いテクニック。ギターでもあそこまで使いこなせる人はそうそういないのではないか、と思ってしまうほどの演奏力。それに加え日系であることをよく表した「どうぞよろしくお願いしまぶくろ」という小ネタw。弟であるブルース・しまぶくろとのセッションが気持ちよかったな〜。

[スカンク兄弟 with 原田郁子] 苗場食堂
 すんません、キャラが違うことをわかっててあえて言いますが、「キュン死に」しそうでした。原田郁子とのその距離、約5m。もうね、笑顔がさいこぅ。曲のセリフでちょっと恥かしがってるところとか、「いい女」の時にちょっと困ったような顔をするとことか、いい出したらキリがないw。クラムボンではもちろんそんな距離では見れないので、やっぱこういうところも苗場食堂の魅力やな〜。ステージ全体の雰囲気もならではで、合わせミスする演奏とか、セリフを書いた紙をめくっていくところとか、そのタイミングがずれてるとことかw。でも集まってきてる人もそんな雰囲気を楽しもうとしてるのが感じられて凄く楽しいライブだった。途中で演奏されたカバー、ボ・ガンボスの「夢の中」という曲が凄く良かった。
【2007/08/05 01:19】 フジロック | track back(0) | comment(0) |

list 7/28(土) フジロック二日目

[ELENA JAMES AND HOT CLUB OF COWTOWN] オレンジコート
 パンフによるとウェスタン・スイング、とあるが彼らから感じたのはド・カントリー。とにかくカントリー特有の軽やかなリズム、聞きやすい歌声とハミング、そしてMCの合間に時折出てくる日本語w、とカントリー全快でものすごくピースフルな空気だった。フィドルを演奏するエレナが英語で「これで最後の曲」という風なことを言った後に「なんだよ〜」と日本語でギターからつっこみが入ったのには受けた。「一番の幸せ者は私達バンド」というセリフからも彼らのステージでの充実振りと観客の反応のよさがわかるだろう。

[G.LOVE & SPECIAL SAUCE] レッドマーキー
 以前フジで見て以来、CDを買いまくってすっかりはまりきったアーティスト、G.LOVE。今回もあいもかわらぬまったりとした雰囲気の上に独特のリズムをとった彼の歌声が乗る。そんなフジにぴったりの雰囲気をもつ彼なので、レッドマーキーに集まる人達は尋常じゃない数だった。開始20分前から動きがとりずらくなるほど集まり、始まってからは既に中には入れない状態。そんな中、けっこう前の方にいた自分は中盤から終盤にかけてやや酸欠気味、そんな状態もあり前ほどの楽しさがやや失われた感があった。外でまったり見たかった。。。

[Shima & ShikouDUO] アヴァロン
 本格派ジャズの雰囲気をまとう、トランペッターとピアノのバンド。今回一番悔やまれるのが彼らのライブか。彼らの織り成す音に酔いしれながらも、頭の中には次のビースティーに間に合うかどうかが気になっており、結局選んだのはビースティー。次のレポにもある通り、ここでもう少し本格派ジャズに酔っていたかった。。。

[BEASTIE BOYS] グリーンステージ
 3MC+1DJで知られる彼ら、やはりMC3人が織り成し、絡み合う歌は迫力があり、そして楽しい。が、そんな彼らの売りであるMCだが、ライブ前に最新のアルバムが全曲インストであることを知った。どんな曲やステージになるのか、とやや不安をもっていたが、実際のステージでは3MC達がそれぞれ楽器を担当、そして本当にMCなしの曲が始まる。MCなしの曲たちははっきり言って、中途半端なロックの域を出ないものだった。ひとたびMCが入ればさかさず彼ら特有のHipHopへと変遷するのは流石だが、やはり彼らの魅力はそれぞれ個性のもつMCが重なってのもの。少し、期待外れだった。。。

[BOOM BOOM SATELLITES] ホワイトステージ
 陳腐な表現だが、彼らはホントにカッコいい。以前見たのもホワイトだが、その時は嵐のような雨が降っていた。正直、その雨というシチュエーションが手伝って、彼らのカッコよさを際立たせていた、と考えていた。ようは、雨に助けられた面もあった、と。その考えは間違いだったことを痛感させられたのが今回のパフォーマンスだった。自分が思うに、彼らは音楽を紡ぎ出しているのではなく、その瞬間瞬間に極上のビートを刻み、それに音響と印象的な照明を絶妙にからませ、そして結果出来上がったのが曲というくくりをもった作品たちなのだろう。彼らは圧倒的なライブバンド、それを実感した。
【2007/08/05 01:15】 フジロック | track back(0) | comment(0) |

list 7/27(金) フジロック一日目

[オープニング]
 今年のフジロックはグリーンステージ、サンボマスターから。「ロックンロールやってよろしいですか!?」と叫び、見た目の暑苦しさ同様の熱いライブが始まった。その言葉に乗せられるように、2年ぶりのフジロックが始まった。

[赤犬] ホワイトステージ
 歌詞の下品さ、見た目のうさんくささ、大阪出身というのを見る限り、ネタバンドかと思いきや、ところが音楽的な下地はがっしりとしている。だがその下地の上に乗る歌詞は「U・N・C・O」の掛け声を連呼するう○この歌が代表作(笑)。それに加えステージ上の楽器音を「ち○こち○こ」と表現したり、ホワイトステージにちなんだものまね、ホワイトベースの出現などやっぱりネタも忘れないのが大阪人。でもそんな”アホ”な彼らと一緒になって盛り上がれるのもまたフジの良さ。もちろん俺も一緒になって盛り上がってました(笑)

[小谷美沙子] アヴァロン
 凄い迫力、だった。小柄な彼女からあふれ出るそのエネルギーがピアノに、メンバーに、そしてアヴァロンに放たれていた。静かで、それでいて力強い。アヴァロンに立ち止まる人の多さが彼女の魅力をよく表していたと思う。

[MUSE] グリーンステージ
 新しい時代を感じた。これこそ古い言い回しだけど、新生代ロックバンドとして。ライブに定評があるのは知っていたのである程度の期待を持っていたが、見事にそれを上回るライブだった。オアシスやブラーに、今回フジに参加したクーラシェイカーだってもちろんカッコいい。が、そういう今までのロック(とりわけUK)とは明らかに一線を画す音の質、メロディ、そして危機迫る感の迫力。独自の路線を歩んでいる彼ら、少々これから追っていきたいと感じた。
【2007/08/05 01:10】 フジロック | track back(0) | comment(0) |

list すっかりと日常のさなか

早いものでフジロックが終わって早一週間が過ぎた。

帰ってきて初日の仕事はさすがにきつかったけど、今ではすっかり元通りのリズムになってしまった。こうやって元通りのリズムになればなるほど、フジのあの独特な空気、大自然、屋台、リズム、楽しさ、といった非日常であるところがはっきりとわかる。

正直、体力的に、経済的には厳しい面もある。が、それがあっても毎回それを上回るものが絶対にある。やっぱ遠い、お金かかる、アウトドア嫌い、とかとか思ってる人、1回行ってみるときっと考えがかわると思う。

俺が最初に「フジロックへ行こう」、と思ったのは、とある場所で「人生観変わった」とか「人生そのもの」みたいなことが書かれてるのを見て、そこまでの事を言わしめるフジロック、てものがどんなものなのかを確かめたくなったのがきっかけ。

その行動がどういう結果をもたらしたかはご存知の通り。

そんなきっかけになればいい、という思いの元、フジロックのレポートなどまとめて見ました。
【2007/08/05 01:04】 フジロック | track back(0) | comment(0) |