list 7/29(日) フジロック三日目

[Yae] アヴァロン
 アヴァロンから聞こえるなんとも平穏で、しかししっかりと胸に響く歌声にフラフラと吸い寄せられて見たのが彼女、Yae(ヤエ)。シンプルなバンドメンバーながら、Yaeが歌声の間に様々な物を使って出す音達に聞き惚れる。たとえばそれは波の音のようであったり、木々のさえずりのようであったり、風の吹き抜ける音であったり。最後に聞かせてくれた、400年の樹齢をもつ立派な木々たちが人間達の都合により簡単に切り倒されていく様を歌った曲が凄く心に染みた。

帰ってから彼女のことを調べると、なんと母親が加藤登紀子、とのこと。なんだか説得力のあるあの歌声に、納得。

[SALSA SWINGOZA] オレンジコート
 ライブパフォーマンスがどうこう、というより、彼らの生み出すサルサのリズムに多くの人が体を動かさずにはいられない、そんな状態になっている観客を見ているのが楽しかった。フジも含め、今まであまり身近ではなかったサルサ。そのサルサを前に戸惑いながらも体をゆらす人あり、2人組になって踊りだす人あり、とすごく独特な乗り方をする人多数。音楽の楽しさの幅広さを教えてくれるのも、やはりフジの魅力の1つ。

そんなライブを見ている中、曲の合間に後ろのヘブンからなにやら気になる音が聞こえてきた。それが次のJ.A.M.

[J.A.M.] フィールドオブヘブン
 今回のフジ、ベストアクト。3ピースインストジャズバンド。キーボードとドラムが狂気と興奮を感じさせる迫力ある音を出すのを聞いているうちに、体が自然と前の方へ行き、そして自然と体が動いている。そしてその2つの狂気に挟まれる形でそれらの興奮を沈めてくれる音(すみません、楽器忘れました。。。)ジャズとは言うものの、彼らのパフォーマンスはそんなジャンルを飛び越えた力強さと激しさを感じさせてくれた。

余談ながら、彼らは実はTHE DURUTTI COLUMNがキャンセルとなったため、急遽出演が決まったアーティスト。その実態は当日にグリーンステージに出演したSOIL & "PIMP" SESSIONSからのセッション。キャンセルとなった事に感謝しつつ(コラ)、SOIL & "PIMP" SESSIONSも見たかった。。。

[JAKE SHIMABUKURO] オレンジコート
 こう表現すると双方に失礼かもしれないが、ウクレレ界の押尾コータロー、という印象を受けた。ウクレレといえば、つじあやののポロンポロンといったなんとも平和感あふれる音を想像してしまうが、ところが彼が演奏するウクレレから出てくる音はギターかと見間違えるほどのしっかりとした音と素人目にもわかる凄いテクニック。ギターでもあそこまで使いこなせる人はそうそういないのではないか、と思ってしまうほどの演奏力。それに加え日系であることをよく表した「どうぞよろしくお願いしまぶくろ」という小ネタw。弟であるブルース・しまぶくろとのセッションが気持ちよかったな〜。

[スカンク兄弟 with 原田郁子] 苗場食堂
 すんません、キャラが違うことをわかっててあえて言いますが、「キュン死に」しそうでした。原田郁子とのその距離、約5m。もうね、笑顔がさいこぅ。曲のセリフでちょっと恥かしがってるところとか、「いい女」の時にちょっと困ったような顔をするとことか、いい出したらキリがないw。クラムボンではもちろんそんな距離では見れないので、やっぱこういうところも苗場食堂の魅力やな〜。ステージ全体の雰囲気もならではで、合わせミスする演奏とか、セリフを書いた紙をめくっていくところとか、そのタイミングがずれてるとことかw。でも集まってきてる人もそんな雰囲気を楽しもうとしてるのが感じられて凄く楽しいライブだった。途中で演奏されたカバー、ボ・ガンボスの「夢の中」という曲が凄く良かった。
【2007/08/05 01:19】 フジロック | track back(0) | comment(0) |
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